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山中湖の合宿に行った

「楽しいチェロの夏休み」、ではなかったか?
いつしかやはり、「強化合宿」。
わんこそばのように次々繰り出されるアンサンブル曲。パートだって希望に沿ってくれない。
聞いたことある曲もない曲も、弾いたことあるパートもないパートも。
全くの初見のものも多かった。
数十曲のお品書きはgoshuさんのブログをご覧下さい。

去年に続き2度目の参加。
今年も手練れのチェロ弾きが集まり、事前に顔ぶれを知って、ちょっとまた気後れが。

去年は呆然とするばかりだったけれど、今年はアンサンブルに加われた感触があった(ものもあった)。
自分が(積極的に)加わった演奏でも和音がキレイに合ったり、fやpやcres.など含めて曲想が全体と生き物のように連動したり。
もちろん全然ついていけないものも、半分もついていけないものも多かったが、知らない曲を一生懸命に拍を数えて、集中していきなり演奏することはエキサイティングで楽しい!

しかし、とっても上手な人とパ-トが2人になってそれが結構な難曲というケースで、ワタシは「この人の邪魔にならないように弾こう」と考えた。その音を待ってその音に隠れることを目標としたとたん、なんだか全てのことがうまく行かなくなってしまった。
萎縮した部分もあるし、自分で全体の音楽に乗らないということも原因なのだろう。
「合わせよう」とした結果なのだが、どうやら間違った手法らしい。
とはいえ、全体のキレイな調和を自分のせいで乱したくはないし。
困った困った。・・・・・・・・・・。
ま、とりあえず練習しよう。

来年またもっと楽しめるように。
バーベキューもしたいなあ♪

※印象に残った曲は、シャコンヌ、亡き王女のためのパヴァーヌ、東方の三賢人

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山中湖の合宿に行く

響きのいいホールを持つ山中湖のペンション。
涼しくて空気の美味しい緑の中、仲間内で貸し切りのチェロ三昧。
近くには美味しいチーズケーキのお店。

昨年は2か月近く前から課題曲がPDFで送られてきたけれど今年はないし、
参加者も少ないしのんびりできるなあ、
などと楽観的なことは思ってなかったデス。予測してましたとも。

増えていく参加者はどうやら上級者ばかり。
そして3日前になって数曲の曲名が挙げられました。

シャコンヌとかデュポールとか。
うああ。今年もごめんなさい状態なのか?
楽器の響きに影響するから、せめて開き直ろうね、わたし。

ていうか、こりずに参加する私があほなのでしょうか~~~~~??
(どうやらまた一番弾けない人)



それぞれの音色(ねいろ)

チェロの発表会に乗せてもらった。
レイトスターターというくくりのはずだが、そうでもない人のほうが多いんじゃ?
チェロソロ8人くらい、ギターとのデュオ2組、チェロカル+コントラバス
ほかチェロアンサンブル。総勢10数名。

主催してくださる方はボランティア、ピアニストの先生も無償奉仕というありがたさ。集まる面々も関東一円から多彩で個性的な人々が、いったいどういうご縁なのか、ご縁は不思議でありがたくも面白い。

主力の上手な方が事情で出られず、急遽オープニングカルテットの一人に加わった。
メンバーはSさんとSさんとRさんと私。曲はアンダンテ・フェスティーヴォ。
私は去年この会でSさんの音色を聞いて秘かにファンなのだ。もう一人のSさんのどっしりした演奏も憧れである。またRさんはアンサンブル巧者であり度胸もある。ウキウキのメンバーである。
たぶん私が一番技術的に劣ると思われるのだが、楽器のアドバンテージがあるのではないかと実は思っていた。楽器は新作でまだ十分鳴っているとはいえないが、試奏してもらった人の評価は何となく高いし、遠くに音が届く楽器であることは何となく感じていた。
だが、舞台練習で聞いてもらったところ、どうやら私の音が一番響いていない。2番パート担当で、Hさんがダメ出ししながら客席の上方から降りてきて口ずさんだのはワタシ担当のメロディだったので悪目立ちしている実感と合致しているような気がしたのだが、そうではなかった。
全力で弾いたら、あんこのはみ出た饅頭状態かなと合わせの時から思っていた(1があまり聞こえない)のだがそうではないらしく「響かせて!」というアドバイスをいただいた。
それはそれとして、Hさんのほんのちょっとの指導にはとてもワクワクした。いい演奏をする人の指摘は、本当に楽しい!
でもって、私の好きなSさんと私の好きなSさんの音が(3番と4番)やはり遠くまで響いているというのには、なんだか嬉しかった。片方のSさんの楽器を弾かせてもらったがごく普通の楽器で、ここからあのすばらしい音が生み出されるというロマンには、練習頑張ろうと思わずにいられなかったデス。

それから、昨年は合奏にしか加わらなかったKさんの演奏を聴いて驚いた。たった一年でここまで上手になれるものとは。ヴァイオリンを長く弾いてたかたとはいえびっくりしました。
もちろん楽器も良いものをお持ちなのだけれど、音色の奥行きが素晴らしく、長い弦楽器の演奏経験に裏打ちされた豊かな表現に圧倒された。残念なのは、ホールがデッドだったのが影響したのか、ピアノ合わせの時のほうが良かったかな?

これは主催者のほうのもう一人のKさんにも言えて、実は楽屋の方が響きのいいこのホール、うっとりするような音色を育ててきたなあ、と思ったのだが、楽屋のほうがうっとり聞けた。

これはワタシ自身にもいえることで、この舞台、自分の音があまりに響きがなくて生で動揺してドツボにはまった。実はKさん(←どっちのだ)が本番前に客席のそこここに座ってみて、客席にはちゃんと届く、と教えてくれたにも関わらず、安心できなかった。
それ以前に緊張もあってずったずたのぼろぼろ状態のワタシをピアノのF先生がうまくおだてて乗せて、ひろって、合わせてしたてて下さったのだが、お人柄だなあ。

Hさん(今年は男性)の音は、会場が響こうがなんだろうが全然関係なく、素晴らしい演奏だった。定番の2曲をしなやかな動きで、こう来てほしいと思う以上に来てくれた。いいな。


こんなありがたくて実り多い経験をさせてもらって、主催者のKさん、ピアニストのF先生はじめ、ご一緒下さった皆様に感謝します。
またご一緒できる日を楽しみに。


(表記の揺れ、あとで直します)

七夕の会 運営はみごと、内容もすごい。

とある七夕のチェロ会に参加しました。
企画、連絡、運営、進行のみごとさにまず感嘆です。
人数も数十名です。平日昼間なのにびっくりです。
飛び入りゲストのプロの方も惜しみなく演奏してくださいます。感動です。

演奏曲目(記憶によるものも含む)
☆ピアノなしチェロアンサンブル
1、オッフェンバック:チェロ二重奏Op.49-6
2、クンマー:3つのデュエットOP.22より
3、バリエール:2つのチェロのためのソナタ
4、七夕
5、クレンゲル:アンプロンプチュ
6、久石譲:天空の城ラピュタ
7、ゴルターマン:レリジオーソ
8、モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス

*********
8days a week
ショスタコーヴィチ 無伴奏チェロソナタより
*******************

☆ワンポイントアドバイス
1、エクレス:ソナタ
2、フォーレ:夢のあとに
3、フォーレ:エレジー

☆ピアノ伴奏つき
ソロ
1、フォーレ:ロマンス
2、シューマン:チェロ協奏曲第一楽章より
3、ヴィヴィアルディ:チェロソナタRV41より
4、フランク:ソナタ第一楽章
5、ゴルターマン:コンチェルト第3番
アンサンブル
6、ヘンデル:2本のチェロのためのソナタ
7、ポッパー:レクイエム

***************
花のワルツ
ポッパー:レクイエム
************

☆全体合奏
1、クレンゲル:ヒムヌス
2、シューベルト:アンプロンプチュ
3、ビートルズ:ヘルプ!
4、ブラームス:ワルツ15番



上手なかたがたの音の豊かさ、雄弁さに心揺さぶられたり、演奏姿にも感動したり。
技術があるということは、より多くのものを表現でき、伝えられる、その素晴らしさには夢が広がる思い、練習意欲が湧きます。
また、演奏した個人個人の音の個性が豊かでなんてすてきなんだろう。
すべての演奏者がその個々の段階で聴衆に伝えられるものがある、という幸せにも気づかされました。


でもやはりすごかったのは、参加したプロの演奏家のひとり、Sさんの演奏。アンサンブルのなかでも世界がとろけるような音に心が震えました。
ワンポイントレッスンで受講者と一緒に弾いたときなどは、別の世界に連れて行かれそうな。圧倒的な響き。
人の心をこれだけ動かせる音楽の力って本当にすごい。


あと思ったのが、チェロのデュオってステキ♪


チェロの日の練習に出た。ほか

楽しかったーー!
参加は20名ちょっと位でしたか。
指導は山本先生ですよ!
お手本弾いたり、歌ったり、 「本気出すよ!」ってTシャツになったり。
お手本には本当にうっとりでした。
参加できなかった方、残念でしたよー。

サルダナは8パートが3人?!で、最初ガクブルでしたが、すっごく上手な方が一番前で弾いておられたのでそれを見て、聞いて、なんとかついて弾いているふりの目処が立ったかなと。
いやそれが後ろで弾かせてもらってるだけでうっとりでしたよーーー。カッコイイなあ♪

他の曲も、どんどん音楽になっていくのを聞いて、本当にワクワクしました!
しかし最低音のCにヴィヴラートどうやってかけていたのだろう??チューニング下げてたのかな?

さあて。翻って自分はーーーーーーーー。
サルダナ以外も実は問題ありーーーーーー。
言い訳をすると、椅子が座りにくかった。あ、いえ、克服したつもりだったんです。以前はいすや環境が変わるとアンサンブルのような所では1ポジすら満足に弾けなくて、隣の弦を弾いてたりして。それがいつの間にかマシになっていたはずが、2、3日前から逆戻りしていて。
原因はドッツァー25番を弾いていて見失ったことかと思うのですが、あああああ迷惑かける音程しかでないじゃん!
⇒ なので霞弾きしてみた。殆どエア。周りがよく聞こえる。ここに溶け込もう。よしゃ、いけそう。(サルダナじゃその余裕はないが、ないはないなりに、はははははは。何ひいてたんだろうね、ワタシ)

地元で始まったアンサンブルの会での、まだ少ない経験でも、弾けない人が参入した途端に、今までのいい感じが崩壊する経験に驚いた。
いや驚くというかそれが普通だと思うけど、それ以外のちゃんとひいている人まで巻き込んで崩壊しちゃうので、ここまで影響あるんだなあ、と。気をつけなきゃ。

だからチェロの日のこの試みって、太っ腹というか度量が広いというか、清濁併せ呑むというか、すごいなあ。

乱さないすべがなんとなくわかった気がするので、さらうところはさらって弾かせてもらって、空気読むところは読んで、楽しむぞ~~。



プロフィール

HAL

Author:HAL
40代も後半になってからチェロを習い始めました。
7年が経ちました。7年ですって、あらまあ。
構えから見直してます。

(上の画像の天使には、毒を吐かないよう見張ってもらってます)

合唱はもっと昔から歌っています。
合唱なのよ。ソロ経験なんてほとんどないのよ。

先ごろ初めてチェンバロを弾いた。やったあ♪

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