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きっかけ ピアノ編

ものごころついたらヤマハの音楽教室に通っていた。
(お母さん、ありがとう)

年長さんの過程が終わったら、なんとなくピアノの個人レッスンに進んだ。
楽しい想い出もないが、
高校を受験する頃まで、何度か引越しなどで中断しながら細々続いた。

その後は合唱団のヴォイ・トレの時に、
コンコーネやイタリア歌曲の伴奏など弾いた。
(合わせる経験として結構その後役に立った)

終わり
(きっかけから全てでしたね)

今じゃ音とり位しかしてないので弾けない。
妹はピアノの先生に可愛がられたこともあり(怒)ちょっとは弾ける。
ありがたいことに
チェロの発表会で伴奏してくれる。







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きっかけ チェロ編2 なぜチェロだったのか

実際に弾き始めるきっかけは 1に述べたとおりだが、
ではなぜその頃チェロを弾きたいと思っていたのか。
音色が魅力的なことはもちろんなのだが、
実はよく覚えてなくて、
20年以上前のことを頑張って思い出してみた。

その時所属していた合唱団は年に5回、プロのオーケストラで定演があった。
舞台で、足元の床から低弦の響きが伝わってきた。
ホール全体を、その音楽を、包み込む、支配する、その世界のベースの、
どう表現すればいいか、その低弦の上に乗っている恍惚感。
あの心地よさが一番だったかなと思う。

バッハの無伴奏にも憧れた。真夜中に一人で弾きたいと思った。
ちょっと違うけどヴィオラ・ダ・ガンバの演奏を聴きに行ってカッコ良かった。

少し後には、チェリストのお姉さんがチェロケースを運ぶ姿がエレガントだった。
(私が運ぶ姿は、カブトムシとか、消防車を担いでるとか、エレガントとは対極の評価を受ける)

またなにか思い出せるかもしれない。
あるいはあまり理由はなかったのかもしれない。







きっかけ チェロ編1

2008年の9月位のTVドラマで象が小栗旬に言った。
「やりたいのにやってないことがあったらやりなさい」と。
そして彼はサラリーマンからプロカメラマンに。というストーリー。
そういえばわたし、昔、「何年かしたらチェロを弾こう」と思ってたけど、
こればかりは実現しなかったな、もうこの年だしね。

そして10月のある日。同業者団体の研修の休憩時間、
誘ってもらったのは、
「ヤマハ大人のバイオリン教室 体験レッスン」
あまりに日常とかけ離れていて、受ける気はなかったのだが、
私よりもっとかけ離れていそうな2人が受けてみるというではないか。
ええええ。直前まで迷ったものの、受けてみると・・・・・・
知らなかった弦楽器の世界。
大人から習い始めるのもアリなのね。
仕事上のつきあいの同業者で仕事以外では飲んでるだけの友人と
椅子を並べてバイオリンを弾くという
まるで異次元のシチュエーションに、萌え・・・♪

でも、でも、私が弾きたかったのは、
もっとびろうどのように優しくて深い音色のチェロではなかったか。
友達4人でのグループレッスンに萌えるものがあるが、
弾きたいのはチェロではなかったか。
何で弾きたかったのかよく覚えてないけど、記号のように「チェロが弾きたい」と
その思いに突き動かされて、その日のうちに
私は住んでる地域のチェロ教室はないかネットで調べた。
なかった。
電話帳で調べた。
あった。
HPを見つけメールした。翌日返事がなかったので、
直接行って見た。その日はチェロクラスの設定がなかったのに
偶然、先生がいらしてた。運命を感じた。

というわけで最初に体験レッスンを半ば衝動的に受けるのだが、
このような経緯なので、
弦が4本なのを知らない。
楽器の持ち上げ方すらわからない。
ヘ音記号なのでショックを受ける。  
という情けなさ。
弦楽器を弾くというイメージを持っていなかったために、
後々のレッスンで苦労することになる。


ただ、最初に音が出た時の感動といったら、ことばに表せないほどでしたよ。
自分で幸せ者だと思う。





きっかけ 合唱編1

その年の1月5日(水)、稽古始がまだ先で空手は休み。
会社の先輩が新宿の駅で誘われて(!)何か始めたらしいが教えてくれない。
そこを無理やり聞き出すと、「合唱」

私の出た中学は全校あげて合唱が盛んだった。
始業前に練習、業間体操のかわりに合唱練習、
校歌も君が代も、蛍の光も、仰げば尊しも市川市歌も全て四部合唱。
そして入学した高校は合唱(祭)が盛ん。
クラス対抗のそのために、朝練で喉をつぶし、本番はトイレットペーパーの紙ふぶき(禁止)
斜に構えた1年生も染まるのはあっという間。
でも、2年の夏、私が転向した先は進学校。合唱祭なんてなかった。
大学で参加したかったメサイヤの練習時間は4年とも授業と重なった。
中途半端に断ち切られた合唱への思い・・・・・。

誘われてもないのに私は練習を見学に行った。
渋谷のD教会。
アルトのパート練習だった。
紹介者と同じパートに入るというルールがあった。
曲は、ヘンデルの「ユダス・マカベウス」
1センチ厚さの楽譜、演奏時間3時間余の英語歌詞を暗譜である。
本番まで1ヶ月ちょっとしかない。
しかしその曲の美しいこと!!


その合唱団は、練習は毎日(元旦を除く)、
年5回の公演。全暗譜。厳しいチケットノルマ。
ソリストは二期会の一流、オケは東京交響楽団に依頼、
会場は今はなき新宿厚生年金会館か東京文化会館。(これらはチケット代に反映)
そして夜更かしの好きな変人の指揮者と、
とてつもなくキャラの濃い先輩がたにより、
せっかく始まった私のOL生活と人生の花の季節は音を立てて泥沼へと突入していく。
ちなみに合唱が声楽だと気づくのはだいぶ先のことである。

つづく、かもしれない。




プロフィール

HAL

Author:HAL
40代も後半になってからチェロを習い始めました。
7年が経ちました。7年ですって、あらまあ。
構えから見直してます。

(上の画像の天使には、毒を吐かないよう見張ってもらってます)

合唱はもっと昔から歌っています。
合唱なのよ。ソロ経験なんてほとんどないのよ。

先ごろ初めてチェンバロを弾いた。やったあ♪

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