母、逝く
春まだ浅い、晴天の日の夕方、母が永眠しました。
病の告知に取り乱すこともなく、手間のかかる身体になっても泣き言も愚痴も漏らさず、菩薩のようだった母。余命宣告よりずっと長い2年近くを生きてくれました。
長く苦しい闘病にも、身辺のことは極力自分で行おうとし、身じまいを正し、立派でした。
息を引き取る間際まで辛そうでしたが、ようやく苦しみも終わり、死に顔は穏やかでした。化粧を施してもらうと微笑んでいるようで、帰りたがっていた家のベッドに横たえると、一層満足げに笑っているように見えます。
良い人生だったのでしょう。あの笑顔には、一層よい所へ行ったのだなと慰められる気がします。
お母さん、ありがとう。
病の告知に取り乱すこともなく、手間のかかる身体になっても泣き言も愚痴も漏らさず、菩薩のようだった母。余命宣告よりずっと長い2年近くを生きてくれました。
長く苦しい闘病にも、身辺のことは極力自分で行おうとし、身じまいを正し、立派でした。
息を引き取る間際まで辛そうでしたが、ようやく苦しみも終わり、死に顔は穏やかでした。化粧を施してもらうと微笑んでいるようで、帰りたがっていた家のベッドに横たえると、一層満足げに笑っているように見えます。
良い人生だったのでしょう。あの笑顔には、一層よい所へ行ったのだなと慰められる気がします。
お母さん、ありがとう。
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