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パピーウォーカー

今月日本に来たばかりのサンちゃん(新チェロ愛称 仮)。
この作家さんの楽器は新しいうちから鳴るそうだが、ニスの香りも新しくラベルは2013年。誰も弾いたことがない、もしかすると楽器店で私たち3人がちょびっと弾いたのが全てかもしれないサンちゃんの響きは控えめである。
このサンちゃんが本当の真価を発揮するかもしれないのは、30年から50年後?私の余命との競争である。うまくするとその後に、上手な奏者の手に渡って美しい音色を奏でてくれるかもしれないと思うと、ロマンだなあ。
今日チェロアンサンブルの練習で先生が受講者のチェロを何本か弾いてくださったが、サンちゃんについては「これから鳴るようになるでしょう」とのこと。確かに他の人の楽器のほうが鳴る。「A線がもっと鳴ってもいいのに」とのことで私もそう思う。


ビっちゃん(旧チェロ愛称 仮)は(異論もあるが)華やかな響きが美しく、2週間前にヴィブラートをかけ始めてから特に鳴りはじめてる印象があった。(だから買い替える気などなかったのだが)
チェロアンの練習に出るのに、サンちゃんでは音程がまだヨロヨロなのでこちらにしようかと、試しに弾いてみた。元には戻れないと思っていたのだが。
音程ははるかにしっかり取れるし、なぜかサンちゃんに出会う前よりいろいろ弾けてる(ような気がする)。不思議だ。それでもって音も綺麗だ。なにか良い効果が出てる?(嬉)
ビっちゃんでは暗譜できている曲もサンちゃんではムリという馴染み加減も面白い。
愛してるよーー♪ ビっちゃん。

サンちゃんはまだA線の華やかさに欠けるなあ、とチェロアンから帰って夜弾いてみた。
ところが驚いたことに昼とは別人の趣である。
育ったんだなサンちゃん。
これからどんどん育っていくんだなサンちゃん。私にいろいろ教えてくれながら。
ロマンだなあ。


(実際にサンちゃん、ビっちゃんと呼んでいるわけではないが呼んでしまいそうだ)
(仲良く頑張って競い合ってくれる印象)


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プロフィール

HAL

Author:HAL
40代も後半になってからチェロを習い始めました。
7年が経ちました。7年ですって、あらまあ。
構えから見直してます。

(上の画像の天使には、毒を吐かないよう見張ってもらってます)

合唱はもっと昔から歌っています。
合唱なのよ。ソロ経験なんてほとんどないのよ。

先ごろ初めてチェンバロを弾いた。やったあ♪

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