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「その楽器はバッハを弾いてもらうのを待っていたのね」

今月の初めからバッハの無伴奏組曲のレッスン開始。
いろんな要素がつまっているから、ということで最初に1番プレリュード。
はじめに一回通して弾いた後の先生の言葉が上記の表題です。(先生、詩人やね)
続けて「何にも考えないで弾いてもそれくらい鳴るのだもの」

初めての無伴奏、今まで習ってきたことをきっちりやらないと出来がぼろぼろなのだなと強く自覚させてくれる良い教材でもあると身に染みました。
そしてきっちりなど出来ていない私にとっては、左手の押さえ方も右手の各部の角度も改めて確認、時には目視しながら自宅で確かめ、
レッスンでも一つ一つの音の大事さを思い知らせてくれるという、なんだかたいへん、でも幸せな毎日となっている、チェロ歴5年の冬です。

さて、そういうわけで、というわけではないのですが、
構え方から別の先生に見てもらいました。(B先生とします)
私は今のレッスンの先生(A先生)が大好きで、不満という不満はないのですが(怖いけど)、伝わり損ねている部分があること、数回の指摘で諦められている部分がある(質問をすれば答えてくれるがこちらで問題を見つけなければならない。それも必要なこととは思うが)、また、行き違っているコミュニケーションがある、などをうっすら感じていました。

ま、とにかく見てもらいました。構え方。
その時にはわかっても再現性がないワタシ。それをお伝えしたところ、再現できるようにかなりさまざまな角度から心を砕いて下さいました。こういうコミュニケーションを取りながらの教え方がありがたいです。
また語り口が柔らかくて委縮せずにすみます。
ほか、弓の持ち方と、開放弦でボウイングもみていただきました。
全く新しい視点(目から鱗の部分)と、今までA先生から指摘を受けたこととおそらく同じことを角度を変えて、と。
その後の家での練習は、はじめやはり再現が難しくむしろフォームがバラバラになりそうでしたが、なんとか注意を思い出してしっくりくるところを見つけられそうです。

3人で受けた個人レッスンの他の人のも見学できたのも勉強になったなあ。
先生が帰られた後、練習室がまだ使えたので、Uさんの相棒さんを少しだけ触らせてもらいました。
指板その他大幅手術後とのことですがその成果もあってか、響きの深くて豊かで素敵なこと!また音の広がりもすごい。
サンちゃんは、ワタシがぼそぼそ弾いているせいかまだ(?)あまり鳴りません。響きは若いです。
音色は「うれしい~!楽しい~~!人生は明るいぜ、ひゃっほう~」って感じですが、弦楽器らしい典雅さはあるかな。うーん。Uさんの相棒さんにはかなわないけどしょうがないな、200歳と0歳だからねえ。
育ててやらなきゃね。私が頑張らなきゃねえ。当面は。(先生に預けちゃいたいなあ)

とりあえずまともに弾けるように精進します。
でもねえ。無伴奏を一音ずつ見てるとブラジル風の方のバッハ見る時間がないのよ。
困ったなあ。















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プロフィール

HAL

Author:HAL
40代も後半になってからチェロを習い始めました。
7年が経ちました。7年ですって、あらまあ。
構えから見直してます。

(上の画像の天使には、毒を吐かないよう見張ってもらってます)

合唱はもっと昔から歌っています。
合唱なのよ。ソロ経験なんてほとんどないのよ。

先ごろ初めてチェンバロを弾いた。やったあ♪

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