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若いのは羨ましいけどこの年齢でも楽しいんだぜ

レイトスタートといっても、私よりかなりお若い30代とか40才ちょっとでチェロを始めた人たちの、ブログとか実際とか拝見すると、私と同じ5年どころか3年くらいの経験でも私より全然パキパキと順調に前へ進んでいらっしゃる。
しかも毎日練習してるとかじゃなくても!
いいなあ~(ため息)。他人は他人と思ってもやはりうらやましいぞ。
でも自分がそれくらいの年齢だったころを考えればそりゃそうよね、と思う。アタマも身体も性能が今とは段違いだ(本人比)。

自分は自分なので、手元の細かいところに楽しみを見つけてみる。実際楽しい(老人力だね)。

さて昨年4月に購入した2013年作のイタリア新作(愛称サンちゃん)。この作家の楽器は新しくても鳴る、ということだが、やはり新作は新作。ベテランの方に弾いてもらうと「新作の音ねえ」という感想が一番多い。青い、若い、堅い。ぼやっとしていて音程をまだ知らない。響きが近い。
しかも新作楽器は健康だからメンテに苦労しない、なんて誰が言ったんだ。
昨夏の暑さでニスが溶けるのはしょうがないとして、表板のカーブは変わって駒も魂柱も取り替えなきゃだわ、乾燥その他のちょっとしたコンディションの違いに音を上げてこいつは騒ぎ立てる。
この冬の乾燥のひどさで先月アタマなんか、全弦で全音がウルフ状態になった。工房へ行った。調整してもらった。魂柱の位置を変えてもらった(費用発生)。少し改善。
ウルフキラーを付けた音は気に入らなかったので外した。エンドピンが中空なのでそれも原因とのことだった。
帰宅してネットでカーボンのエンドピンを衝動でぽちっと。
試したのはインフルエンザ明けでわけがわからなかったけど、もう戻す気にはならなかった。
それでgoshuさんのブログにあった「低弦でハイポジ使ってオクターブ」で楽器を鳴らしてみる。するとどうでしょう♪ 、(ようやく前の段落を受ける)
2日目くらいから楽器が応えてくれるように。(そして3日目に後戻りしたりするのだが)

そうするとね。「フレーズが終わってそこからpで柔らかく弾き始める」、なんてことや繊細なニュアンスに応えてくれるようになって(当人比)、ああ、こういう風に弾きたかったのよね、ってところに近くなってくるんです。
最初からこういうことができる楽器を持てればそれに越したことはないのだろうけど、これはこれでまたとても楽しいのであります。
いいねえ。














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プロフィール

HAL

Author:HAL
40代も後半になってからチェロを習い始めました。
7年が経ちました。7年ですって、あらまあ。
構えから見直してます。

(上の画像の天使には、毒を吐かないよう見張ってもらってます)

合唱はもっと昔から歌っています。
合唱なのよ。ソロ経験なんてほとんどないのよ。

先ごろ初めてチェンバロを弾いた。やったあ♪

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